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ヒスタミン食中毒 対処 はごろもフーズ [ニュース]

はごろもフーズのシーチキンか回収騒ぎで注目を集めて
いるヒスタミン!

今回の記事は、ヒスタミン中毒になったときの対応策を
書いていきます^^

1 ヒスタミンによる食中毒ってどんな症状なの?
多くの場合、食べた直後から1時間以内に、顔面、特に
口の周りや耳たぶが赤くなったり、じんましん、頭痛、
おう吐、下痢などの症状が出ます。重症の場合は、呼吸
困難や意識不明になることもありますが、死亡事例はあ
りません。


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2 どんな食品で起きているの?
原因となる食品は、ヒスチジンというアミノ酸が多く
含まれる赤身魚とその加工品がほとんどです。
平成12年から平成20年までに都内で起こった事例で
は、カジキマグロが原因となった事例が最も多く、
ブリ、マグロがそれに続いています。
海外では鶏肉、ハム、チェダーチーズが原因となった
こともあります。

実際の食中毒事例を知りたい方はこちらへ

index_img_02.gif

3 なぜ赤身魚が原因になるの?
赤身魚(マグロ、ブリ、サンマ、サバ、イワシ等)に
多く含まれるヒスチジンは、ヒスタミン産生菌が産生
する酵素の働きで、ヒスタミンになります。
ヒスタミンとして100ミリグラム以上食べると、食中
毒を発症するとされています。
ヒスタミン産生菌の中には、海水中に存在して漁獲時
にすでに魚に付着している可能性があるものがあります。

ヒスタミン産生菌について、さらに詳しいことを知りた
い方はこちらへ

図:魚種別ヒスチジン含量

index_img_03.gif



4 アレルギー体質だと、ヒスタミンの食中毒になりや
すいの?

ヒスタミンによる食中毒もアレルギーと同じような症状が
出ますが、食品中にできたヒスタミンを食べたことが原因
なので、アレルギー体質とは関係ありません。
誰にでも起こる可能性があります。

参考:花粉症や食物アレルギーの人は、体内にアレルゲン
(花粉、食物等)が入ると免疫反応によりヒスタミンが出
てくるために、アレルギー症状を起こします。
子どもの食物アレルギー対応のための基礎知識~児童施設

5 加熱すれば防げる?
ヒスタミンは加熱調理しても分解しないため、一度ヒスタ
ミンができてしまうと、煮ても焼いても減ることはありま
せん。


6 冷蔵すれば大丈夫?
0℃~10℃で保存していても、ヒスタミンができてしま
うことがあります。
冷凍保存中にヒスタミンができることはありません。
ただし、冷凍する前にすでにヒスタミンの量が増えている
と、食中毒が起こります。

保存温度とヒスタミンの関係について、さらに詳しいこと
を知りたい方はこちらへ


7 ヒスタミン食中毒予防のポイント
生の赤身魚は常温で放置してはいけません。冷蔵でも、
長期間の保存でヒスタミンの量が増えることがあります。
冷蔵の場合でも、できるだけ早く食べてください。

赤身魚の干物など加工品も、低温保存してください。
冷凍した赤身魚を解凍する時は、冷蔵庫で解凍するなど、
可能な限り低温で短時間のうちに解凍してください。
冷凍と解凍の繰り返しは避けてください。
食品中にヒスタミンができていても、外見の変化や腐敗
臭はありません。
しかし、ヒスタミンが大量にできていると、食べたとき
に舌がぴりぴりすることがあります。
香辛料によるものでなければ、食べるのをやめてください。

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ヒスタミンの対応策 シーチキン [ニュース]

ヒスタミン検出でシーチキン672万缶自主回収!

はごろもフーズからシーチキンからヒスタミン検出で
回収騒ぎになっている。

詳しくは下記の記事をご覧下さい^^

seachiken_mild.jpg

☆シーチキン672万缶自主回収=ヒスタミン検出で-はごろもフーズ
URL http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2013101100859
引用

はごろもフーズ(静岡市)は11日、ツナ缶の一部で
基準値を上回るアレルギー原因物質ヒスタミンが検出
されたとして、全国に流通している672万缶を自主
回収すると発表した。

回収対象は「シーチキン マイルド」「素材そのまま
シーチキン マイルド」「シーチキン マイルド
(キャノーラ)」のうち製造所固有記号「SO28」
で賞味期限2016年7月7日~8月27日の製品。

9月下旬から、はごろもフーズに「舌がピリピリする」
などの苦情が6件寄せられたため調査。ヒスタミンは
魚肉に含まれるアミノ酸から生成される。
同社は、静岡県内の委託先工場の温度管理が不十分だ
ったのが原因とみている。

問い合わせ先は「お客様相談室」、フリーダイヤル
(0120)856004。(2013/10/11-19:42)

引用終了


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☆シーチキンを自主回収へ はごろもフーズ、672万缶
URL http://www.asahi.com/national/update/1011/TKY201310110379.html
引用

缶詰製造大手のはごろもフーズ(静岡市)は11日、主力
製品「シーチキン マイルド」約672万缶を自主回収す
ると発表した。

アレルギー症状の原因になるとされるヒスタミンが、一
部の製品から社内基準を超えて検出されたという。

回収対象は「シーチキン マイルド」(558万缶)
▽「素材そのままシーチキン マイルド」(97万缶)
▽「シーチキン マイルド(キャノーラ)」(17万缶)。

ふたに記載の製造所固有記号は「SO28」で、賞味期限は
2016年7月7日~8月27日となっている。

同社によると、猛暑のため、原料のカツオを保管する工場
の冷蔵庫の温度が下がらず、カツオに含まれる酵素が増殖
したため、カツオに含まれるアミノ酸がヒスタミンに変質
したとみられるという。
「味に違和感を感じる」「舌がピリピリする」という問い
合わせが計6件寄せられた。

静岡県焼津市内の委託業者が製造した。
対象製品をはごろもフーズに着払いで送り、代金を受け取る。
問い合わせは同社お客様相談室(0120・85・6004)。

引用終了

☆ヒスタミン食中毒の特徴と予防方法
URL http://www.jpnsport.go.jp/anzen/anzen_school/tabid/1020/Default.aspx
引用

ヒスタミン食中毒は、アミノ酸の一種であるヒスチジンから、
微生物(ヒスタミン産生菌)によって産生蓄積されたヒスタ
ミンによるアレルギー様食中毒です。

カジキ ・ ヒスチジンは,カジキ、マグロ、カツオ、サバ、
サンマ、イワシ、アジなどの赤身魚及びその加工品等に多く
含まれています。

海外では、ワインやチーズなどでも食中毒が発生しています。

ヒスタミン産生菌が付着したヒスチジンを多く含む赤身魚を
20~25℃以上の不適切な温度で保存した場合、ヒスタミン
産生菌が増殖してヒスタミンを産生し、魚肉中に蓄積します。

最近の研究から低温増殖性ヒスタミン産生菌は、5~10℃
条件下でもヒスタミンを生成することが明らかにされています。

ヒスタミンは腐敗により産生されるアンモニア等と違い、
外観の変化や悪臭を伴わないため、食品を食べる前に汚染
を感知することは非常に困難です。

一度産生されたヒスタミンは、加熱によっても分解されません。

喫食後30分から1時間分で、顔面紅潮(特に口のまわりや
耳たぶが紅潮)、じんま疹、頭痛、発熱等アレルギー様の症状
を呈しますが、概ね6時間から10時間で回復します。

引用終了
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